【独学者必見】ピアノ初心者の練習方法とは?【結論、弾かないで聴きましょう】
*この記事は2020年9月11日に執筆されました。
こんにちは。sakuです。
「ピアノを始めたいけど、練習は何をすれば良いんだろう?オススメの練習方法とかあるのかな?」
こんな疑問に答えていきます。
|当記事の内容
・弾くよりも、聞いた方が良い理由
・練習の手順を、まとめました
筆者の情報
いきなり「練習方法を教えます」などと言っても、信用が無いと思いますので一応筆者のピアノ経験を書いておきます。
・ピアノ歴は、10年以上
・コンクールの入賞経験あり
・ショパンバラードなど、有名曲がそれなりに弾ける
それでは、前置きはこれくらいにして早速本編いきましょう。
|弾くよりも、聴いた方が良い理由
いきなりここだけ見ても意味が分からないと思います。
これは、練習をする前に予めその曲を聴いておいてイメージを付けましょうという意味です。
「いやいや、そんなことは言われなくても、予め弾く曲くらいは聴いてるよ。」
と思ったあなた、素晴らしいです。
ですが、恐らく殆どの人は、間違った聴き方をしているんです。
・そもそも、聴く量が少なすぎる
殆どの人は、そもそも聴く量が少ないんです。
当記事を見てくださっている方の殆どはこの状態だと思いますが、自分は実際に曲を弾く前に20回はその曲を聴いています。
「いやいや、多すぎるでしょ、」
と思った方も居ると思いますが、これくらいが丁度良いんです。
どういうことかというと、予め弾く曲を練習しておくと、作業効率が2倍、いや3倍近くになるんですよね。
これは、十年以上ピアノを経験してきたからこそ言えることです。
是非、明日から試してみてください。
譜読みの早さ、暗譜の早さが段違いになってきっとおどろくでしょう。
・楽譜を見ながら聴いていない
さて、曲を聴くのが大事だと言うことは分かりましたが、実はただ聴くだけでは意味があまり無いんです。
✓ 僕はどのように曲を聴いているのか
1,まずは、何も見ないで聴きます
2,次に、楽譜を見ながら聴きます
3,楽譜で重要なところ、難しそうな所に印を付けます
4,準備OK。印を見ながら練習開始
といった順番ですね、
順番だけ言っても何のためにするのかよく分から無いと思うので、それぞれに目的を書いていきます。
✓ それぞれの手順の目的
1:この曲の雰囲気を感じます。好きになれればなお良し。
2:どのような音符、メロディーがあるのかを見て、更に理解を深めます。
3:実際に弾くときに見られるよう、楽譜に印を付けます。
4:練習開始。
こんな具合ですね。
この手順で学べば確実に効率が上がりますので、是非試してみてください。
|練習の手順を、まとめました
とりあえず、下記の手順で学びましょう。
・その曲を聴いて、理解する
・片手ずつ、ゆっくりと練習します【中級者からは、いきなり両手で弾いてもOK】
・とりあえず、両手で弾ききります
・先程書いた印やメモを頼りに、より美しい演奏を目指します
手順は四つ。順番に見ていきましょう。
・その曲を聴いて、理解する
これに関しては先程書きましたね。
弾く前に聴く、というのは非常に大事なので、是非試してみてください。
・片手ずつ、ゆっくりと練習します【中級者からは、いきなり両手で弾いてもOK】
初心者が練習を始めるときは、絶対に片手ずつ、ゆっくりと練習しましょう。
早く弾けるようになりたい、という気持ちが先走ってしまう気持ちも分かるのですが、
片手ずつ練習を始めた方が効率的ですし、丁寧に譜読みが出来るので、より奥が深い演奏になります。
【中級者からは、いきなり両手で弾いてもOK】
この部分、驚いた人も多いのでは無いですか?
10年以上ピアノを続けてきて分かったのですが、意外といきなり両手で練習した方が効率が良かったりします。
・とりあえず、両手で弾ききりましょう
演奏記号などをいちいち見ながら練習する人がいますが、僕は「取りあえず両手で最後まで弾ききる」というのが良いと思っています。
一度最後まで弾けたらモチベーションが上がりますし、曲に感情を込めることなんて後からでも出来ると思います。
なので、是非「間違っているところもあるけど、取りあえず一回弾ききってみよう。」
というマインドで挑戦することをオススメします。
・先程書いた印やメモを頼りに、より美しい演奏を目指します
先程書いた印やメモというのは、弾く前の聴いたときに書いた物でしたね。
覚えていますか?
両手で弾けるようになったら、感情を込めたり弾き間違いを無くしたりして、より素晴らしい演奏にしましょう。
練習方法に関してはこんな感じ。
あくまで僕の意見なので、参考までに。
というわけで今回は以上です!
これからピアノを始めたいぜって人も今回の内容は参考になると思います。
良いピアノライフを!(`・ω・´)>